皆さんはお米の収穫をご経験されたことはありますか。お米の苗を植える田植えの時期は、水田には豊富なお水がはってありますが、収穫時期にはどうして水田からお水の姿がなくなってしまうのでしょうか。そこには稲の発育を研究し、美味しいお米を安定的に収穫するための農家さんの知恵が活かされているようなのです。実は水田は田植えから稲刈りまでのあいだに、何度もお水を抜いたり入れたりしているそうです。水田に植えられた稲が成長とともに、水を必要とする時期とそうでない時期に分かれるからなのだそうです。最近では水田の水温調節や水量調節はスマホなどのデジタル機器を利用して行ってるケースもあるようですが、これまでには農家さんは、すべて自分たちの観察力をもってそのような作業を行っていたようです。